インターンシップ お礼状

インターンシップお礼状とは?
インターンシップ(インターン)の説明会やセミナー、面接の後に感謝の気持ちを添えて出す手紙のことをいいます。大勢の参加者の中で担当者(通常、採用担当者)に好印象を抱いてもらえる可能性があります。採用担当者もプロですから、当然「内定」を意識しているな!と思うかもしれません。でも、それは悪いことではなく、しっかりしたお礼状であれば、加点効果の可能性が高いです。その微々たる加点かもしれませんが、大勢の中で一つ頭がでる要因になるかもしれません。やらないよりやった方が良い!その積み重ねが何事にも成功へ導くキーワードだと考えてください。こちらのページでは、インターンシップのお礼状についてまとめています。ご活用ください。

インターンシップお礼状を書く上での心構え
当然ながら学生は、一般的な社会人としてのルールを日常生活から知りうることは到底難しいといっていいでしょう。人は自身を取り巻く環境によって影響を受け、学び、成長していく生き物です。今知らないといっても悲観する必要は全くございません!ここでは社会人としてのメッセージを伝えていく上でのビジネスマナーを学びながら、担当者に好印象を抱かせるようなお礼状の書き方のコツを紹介していきます。

インターンシップお礼状に込める想い
定型的な文章の中にも想いを宿らせることが重要です。受け取る人の感性に依存してしまう事柄ではありますが、キーワードは「感謝」の気持ちです。学生の身分ながら貴重な経験を積ませてもらった気持ちを伝えることです。とはいえ、情熱的な文章を送付しても良い印象を抱かせることは難しいかもしれません。基本に忠実な文章内容、構成の中に「感謝」の気持ちを含めるイメージになります。

インターンシップお礼状とメールの関係
一部の学生では、名刺に記載しているアドレス宛にメールでお礼をするケースが存在します。その場合の注意点と利点になります。

注意点は、採用担当者や経営者は採用時期、大変忙しいため一個人の学生相手に質疑応対をし続けるのには苦労してしまいます。当然対応してあげたい気持ちはありますが、それ以上に仕事に追われるのです。そのため、突然レスがこないことであなた自身が逆に不安な気持ちになるかもしれません。

利点は、メールの場合には気軽にやりとりできる点にあります。担当者の年齢が就活中のあなたの年齢と近ければさらにコミュニケーションしやすいかもしれません。

就職活動時にはメールで感謝の気持ちを送付したとしても、手紙としてお礼状の送付されることをオススメします。

お礼状は直筆で手書き
インターンシップお礼状は直筆で手書きがよいです。また、できる限り綺麗(丁寧)な直筆が理想的です。例えば、綺麗な文字=丁寧な人=整理整頓ができ丁寧に仕事をする人のイメージを抱くかもしれません。では、文字が汚い人は?と考えてしまいますが、これは減点要素ではなく加点要素の例です。文字が汚くて気持ちを込めて丁寧にかけば問題ないございません。稀に文字が汚く文章内容が的外れである場合には減点対象になるかもしれません。社会人になると対社会人同士でお礼状やメールを送るのは一般的です。この機会に学生から企業側にお礼状をしっかり送れるようになり社会人としての一歩を踏み出しましょう。

ビジネスレターは「白無地」が無難
お礼状や一般的なビジネスレターは、「白無地」が無難で好ましい選択と思われます。女性の場合は印象付けるために「パステルカラー」など淡い色を選択する場合がありますが、相手の企業イメージに合わせて選択するのも一つの戦略といえます。例えば、女性の場合、大手企業なら真面目な人、清楚な人を重要視する傾向があり、その場合は「白無地」の方が無難で好印象を抱いてもらえる可能性が高そうです。また、ノリノリな社風やフラットな社風の会社、特にベンチャー企業などは「パステルカラー」などの方が印象付けることができ加点効果が期待できると思われます。この選択は、良い印象、悪い印象のどちらにも転ぶ可能性があります。重複しますが、選択時には無難な「白無地」をオススメします。

ボールペン?万年筆?どっちを使ったらいい?
お礼状を書くときにはボールぺン、万年筆のどちらでも大丈夫です。ボールペンで書く場合には、黒インクのボールペンになります。万年筆で書く場合にはは黒インクまたは、ブルーブラックでも問題ございません。

お礼状を送るのは早ければ早いほどできる人?
社会経験を積む中で仕事ができる人は大抵、「メール」の返信が速い傾向があります。メールのレスが速いということは自身に渡された「タスク」をすぐに処理し、相手に投げることができ、結果、仕事ができる人!=信頼を勝ち取ることができます。インターンシップお礼状も同様にできる限り素早く送ることが大事です。面接やお礼状を送るシーンの時は、レターセットを準備しておき、面接終了後、カフェなどで丁寧に文章を書き、想いを伝え、その日に投函できるようにしておくと理想的です。採用担当者は、自社に興味・想いを持っている学生に勇気づけられたりします。また、関連してすぐに投函されることで第一志望だ!重要視しているな!という感想を持つ場合があり、それが面接判断の時に加点効果を与えることがあります。そのため、遅くても翌日までには投函することをオススメします。逆に忘れていて遅くなった投函は悪い印象を伝えてしまうかもしれません。

インターンシップお礼状の内容
主にインターンシップお礼状の内容について下記を参考にしてください。
・貴重な時間を割いて場所を提供してくれたことに対するお礼
・就業体験を通して得たものや感じたことをできるだけ具体的に簡潔に書く
・その職場に就業意識が生まれた場合は、働く場合の抱負や意識などを書く
・最後に、重ねての謝意と相手への気遣い

インターンシップお礼状の注意点
お礼状を何のために出したのか?その目的が明確に伝わるように心がけましょう。お礼状は、忙しい人事や採用担当者にとっては比較的、重要度が低いものになるため、長文の場合は一つ一つじっくり読んでもらえず、印象が伝わりにくくなってしまう可能性があります。

・会社名、担当者や部署名の間違い
※特に先方の会社名や担当者名に誤りがあると非常に失礼にあたります。
この点は非常に注意して書くようにしましょう。また、役職+様(例:○○社長様)をつけるのは間違いです。役職事態に敬称としての意味合いが含まれています。「様」を付ける場合には、「代表取締役社長 ○○○様」などと書くことで解決します。

・文章内の誤字、脱字
・文字のミスは、新しい便箋で書き直す
※修正テープなどは使わずに書き直しましょう。

中長期のインターンシップお礼状の書き方について
[例文:横書きの場合]

株式会社○○○○
人事部採用担当 ○○様

謹啓
このたびは、○○月○○日のインターンシップを通じて大変貴重な体験をさせて頂きまして誠にありがとうございました。

貴社インターンシップに参加させていただく中で、社会人として仕事に向き合う姿勢や自身の適性、強みや弱みを実践の中で学ぶことができました。

特に、貴社の業務に携わらせていただくことで、会社のビジョンや文化が社員間で浸透されていることが大変重要なことであると学ぶことができました。一人一人、会社が掲げる共通の目的、目標に向かって日々、目標設定をし、成果を追求している姿は印象的で力強く、プロダクトにも反映され、それが、結果的に他社との競合優位性に繋がっているものだと日々の業務の中で感じ取ることができました。

学生という立場である私に親身にご対応いただけたこと大変嬉しく思いました。

短い期間ではございましたが、インターンシップを終えた今でも、貴社の正社員として働かせて頂きたいという思いが当初より強くなりました。

まずはご指導を頂いたお礼を申し上げたくお便りいたしました。忙しい時間を割いて貴重な体験をさせて頂き心から感謝しております。
貴社のご発展と○○様のますますのご活躍をお祈り申し上げます。
ありがとうございました。

敬具
平成○○年○○月○○日
東京都○○区○○□-□-□
○○大学○○学部○○学科○○専攻
○○○○

※短期(1日)インターンシップの場合などは、文中に、「実際に勤務しておられる社員の方々の生の声をお聞かせ頂き、活き活きと活躍しておられる姿を拝見できました。」などの表現にカスタマイズしてください。

敬語表現の使用例について
インターンシップお礼状に関わらず、下記のような組織等にメッセージを送るときは、先方を表す言葉として「貴」を用いるのが一般的になります。「御」を付ける場合は、口頭で用いられるのが比較的多いです。明確な用途の違いは伝達しきっていないようですが、お礼状・手紙の中では「貴」を付けるようにしましょう。

お礼状の相手:敬語表現
企業(株式会社、有限会社など)の場合は「貴社」
銀行の場合は「貴行」
官公庁の場合は「貴庁」または「貴省」
団体(NPO法人含む)の場合は「貴団体」または「貴法人」
市役所の場合は「区役所」または「貴役所」
官公庁の場合は「貴庁」または「貴省」
各種事務所の場合は「貴事務所」
各種施設(介護施設や福祉施設など)の場合は「貴施設」
各種店舗(飲食店やお店全般)の場合は「貴店」

「礼儀正しさ」や「社会人としての基本マナー」の重要性
企業側の採用決定時には、学生でも「礼儀正しさ」や「社会人としての基本マナー」を求められます。一つ一つの仕草や会話の節々に気を配ってみてください。日常から心がけることにより突発的な質問などもスムーズに回答でき、好印象を抱いてもらえます。就職活動はちょっとした差が合否を分けます。そのちょっとした差を追いかけてみてください。それが積み重なっていくことできっとあなたの就職活動を成功に導いてくれるはずです。

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